医学部に独学で合格するのは、狭き門だといえます。独学で合格をするのは、実際のところ不可能ではありません。しかし、予備校や塾通いと違い、全てのことを自分でしなければなりません。
独学で医学部に合格する為にも、正しい独学の仕方を学ばなければいつまで経っても合格は遠いままです。では、なぜ独学で医学部に合格するのが難しいのでしょうか?
医学部に独学で合格するのが難しい!?その実態と理由とは?
医学部に合格されている方の中でも独学の方は、少ないと言えるでしょう。なぜ医学部は独学で合格するのが難しいと言われているのでしょうか。
入試本番で本来の力を発揮できない
入試本番は万全の状態で受けるのが難しいです。医学部は基本的に優秀な受験生が集まっている為、そのプレッシャーは強大なのです。強いプレッシャーから来るケアレスミスなどにより不合格に繋がるのはよくあるケースだといえます。試験本番は想像以上の緊張から頭が真っ白になってしまうなんて事もあるのです。
自分に合った勉強法がわからない
予備校や塾に通われているのであれば、分からないところがあれば、すぐに質問をする事ができます。しかし、独学で行う際は、分からないところが出てきても、基本的には自分で調べ、理解しなければいけません。質問できる相手がおらず全て自分の力でとなると頼る事ができず少し不安になってしまいます。
家庭教師や塾、予備校であれば、直ぐそばに医学部受験に精通したプロの先生がいるわけですから、医学部受験の傾向などを聞きつつ、正しい勉強法を構築することができます。
対して、独学であれば、そういったプロが身近にいないわけですから全て自分の力で勉強方法を模索していかなければなりません。迷った時などにすぐに頼れるものがないというのは若干ですが、心配になりますよね。
独学だと自立がしづらい
医学部に独学で合格する為には厳しく辛い闘いになります。その中で最も最悪の敵が「誘惑」です。「医学部に合格したいのにテレビを観たい」「合格したいのに遊びに行きたい」などと様々な誘惑に襲われます。その誘惑に勝たなければ医学部合格は難しいと言えるでしょう。
難しい独学での医学部受験ですが、どういったことを意識して勉強に取り組めば合格に近づく事ができるのでしょうか?
医学部に独学で合格するための勉強法とは
独学は学校などとは違いますので、容易にアドバイスが貰える環境ではありません。なので、新しい勉学は自分で調べ答えを見つけて取り入れていくしかありません、その際の必須アイテムが参考書です。
世の中で売れている参考書は沢山ありますが、自分にあった参考書というのは数が少ないと言えます。自分にあった参考書をいつも使い込むことで新しい知識を効率よく身につける事ができます。独学で合格を目指すのであれば、自分にとって最高の参考書を見つけることで、医学部の合格に近づく事ができます。
参考書と合わせて独学に必須なのが「模試」の存在です。模試には、これまでの進捗状況や自分の学力を正確に測る事ができるというメリットがあります。これからの受験戦争で闘う他の受験生達との学力を客観的に測ることもできるんです。
仮に模試で悪い点数をとったとしても、それは現段階での成績なので「何がダメで何が良かったのか」を確認することもできます。模試での結果をしっかりと受け止めしっかりと分析を繰り返すことで、より質の高い勉強に励む事ができるんです。
ただ、勉強を頑張りすぎてしまい体調を崩してしまっては元も子もありませんので、体調管理はしっかり整えるように気をつけていきましょう。では、実際に医学部に合格する人にはどういった特徴があるのでしょうか。
医学部に独学で合格する人の特徴3選
医学部に独学で合格する人は予備校などに通っている人とは違い、合格者の割合としては非常に少ないと言えます。しかし、医学部に独学で合格する人には特徴があります。
合格の為の本質を理解している
勉強ができる人ほど、合格する為の本質を捉える事ができ、逆に本質を捉える事ができない人ほど勉強ができません。例えば、どんなノートを使うかなどと悩んだとしても入試の合否には関係がありません。小手先のテクニックを知るだけでは医学部に合格する事はできないんです。小手先のテクニックを手に入れることで少し賢くなったように感じますがそれだけでは医学部の合格は難しいでしょう。
常に自分で考える思考習慣がある
考える習慣というのは勉強に限らず重要です。自分で考える事ができず自分の現状をしっかりと把握できない人は、人からのアドバイスなどを上手く活用する事ができません。
考える思考習慣がない場合は、人にアドバイスを貰う際に何も考えずに質問をします。結果的に回答を聞いたとしても納得した気分になるだけで、間違った方向に進んでしまいます。自分で考える思考習慣を持ち、自分にとって何が必要な情報かを見極めるように注意しましょう。
個別指導で理解を深めている
医学部に独学で合格を挑戦する場合は、外部の存在が重要になってきます。最新の受験情報や最新の傾向と対策を分析することもできるんです。その中でもなかなか外部とのコミュニティの少ない方は、「個別指導」を利用しています。分からない点はワンツーマンで聞く事ができ、自分にあった勉強法を提案してくれる個別指導は、独学で医学部合格を目指している方にとっては最善の選択と言えるでしょう。
ワンツーマンで指導をしてくれる個別指導ですが具体的になぜ独学の人にオススメと言えるのでしょうか。
独学がキツいと感じた人は個別指導がオススメ!
独学で勉強をする際はどこかで壁にぶつかる時がきます。その際に個別指導が有効活用できるのです。個別指導がオススメな理由は3つあります。
勉強の方向性を示してくれる
正しい勉強の方向性を決めた上で計画を立てることは受験の合否に大きく関わってきます。正しい計画や方向性を決めるとこれから自分が何を勉強すべきで何をしないほうがいいのか取捨選択をする事ができます。
オーダーメイドの授業が受けられる
人によってそれぞれ授業の進み具合や理解度は違います。その点で個別指導では、生徒一人一人に寄り添った授業を提案してくれます。いわゆるオーダーメイドの授業を受ける事ができます。また、時間がある時に設けられるので比較的、時間の都合がつけやすいというメリットもあります。
質問がしやすい
予備校などでは授業を受けている最中に質問するのは中々しづらい印象があります。分からない箇所があったとしても周りの目が気になり、手を上げて先生に聞く事ができない…。しかし、個別指導では先生1人に対して生徒が質問しやすい環境が与えられています。集団の指導塾などと違い近い距離での指導が可能です。積極的に先生に質問する事ができない人でも安心して勉強に励む事ができるのです。
まとめ
医学部に独学で合格するのは決して不可能ではありませんが、難しいのが現状です。その理由としては、入試本番で本来の力が発揮できなかったり、自立がしづらいといった要因が考えられます。
難しい独学での医学部受験ですが、自分にあった参考書を見つけて過去の問題であったり模試を積極的に活用して、自分たちの競争相手の客観的に把握をしてみましょう。それから自分の勉強の方向性を考えていくのも良いでしょう。
合格する人は、物事を本質的に捉え、常に自分で考える思考習慣があります。自分にとって何が必要な情報かをしっかりと見極められるようにしていきましょう。独学をする方にオススメなのが個別指導です。
自分にあったオーダーメイドの授業であったり、質問がしやすい勉強関係を整え、周りのライバル達より一歩前に出ていきましょう!